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執筆者の写真Utsuwa-Bito staff

須田菁華

石川紀行で出会ったすごい人シリーズ、その3。

先に魯山人を紹介しましたが、山代温泉でその魯山人が陶芸を学んだのが九谷焼窯元である初代須田菁華。その魯山人の彫った窯元の看板を潜ると、ゆるゆると奥から出て来られたのが、なんと四代目須田菁華さんでした。

四代目は九谷焼から始まり、さらに遡ってどのように日本に陶芸が広がって行ったかなどを詳しく丁寧に教えてくださいました。九谷焼は山代温泉の奥の九谷村で生まれた事、その九谷焼は一度消滅し1800年頃に復活した事、古九谷と呼ばれるものがある事などなど。目を丸くしていちいち頷く私に、四代目は最後まで優しくご教授くださいました。その優しさに満ちた手で描かれた作品は本当に美しく楽しいものばかりでした。魯山人の斬新で味のある陶器の原型は九谷焼にあったとは。。感動ですねぇ。

ちなみに前々回の魯山人寓居跡のお茶碗は須田菁華さんのものです。

さてさて、、、

「うつわびと・第2回展示会」

7/15-21 11時~18時半まで

(初日17時から)

谷中ギャラリー haco






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